タイタニック

タイタニック ロマンス

クリタンこと、クリエイターの栗映太と申します。
映画や音楽さまざまなホビーをクリエイター目線で発信していくブログです。
今回ご紹介する映画はこちら!

『タイタニック』

公開日: 1997年12月20日 (日本)
年齢制限 : (G)
本編 : 3時間14分
製作国 : アメリカ
監督: ジェームズ・キャメロン
音楽: ジェームズ・ホーナー
製作費 : $294,300,000
興行収入 : $2,187,535,296

出演
ケイト・ウィンスレット
レオナルド・ディカプリオ
ビリー・ゼイン
ヴィクター・ガーバー
キャシー・ベイツ

■ストーリー

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20世紀初頭に建造された豪華客船タイタニック号が氷山に衝突し沈没してから、84年後の1996年。トレジャーハンターのブロック・ロベット等は、タイタニックと共に沈んだとされる最高峰のブルー・ダイヤモンドの在り処を探るべく、小型潜水艇で深海のタイタニック号を調査していた。宝石は無かったが手がかりを見つけ、ある老女と出会う。
ブルー・ダイヤモンドの情報を聞き出そうと、ロベットが会話を始めると沈没したタイタニック号の話を聞かせてくれた。物語はここからはじまる。

■実話と架空人物のラブストーリー

監督の、ジェームズ・キャメロンは、難破船タイタニック号に魅了されたことから映画のインスピレーションを得たとされている。彼は、災害の感情的なインパクトを伝えるため、人間の喪失感を交ぜたラブストーリーは不可欠だと考えた。当初キャスティングされた俳優はトム・クルーズであったが、有名な役者を起用することで映画の評価を得たくなかった監督は当時無名だったレオナルド・ディカプリオをキャスティングした。彼が演じるジャック・ドーソンはストーリー上の架空人物であるが、実際の乗客リストに『J・DAWSON』という人物がいたというのはファンの中でも有名な話。もちろん架空人物だけではなく、実在した人物も画かれている。

冒頭の沈没したタイタニック号のシーンは、本物のタイタニックでジェームズ・キャメロン本人が潜水艦を運転し取材した資料の一部だったそうです。

■セット造り間違い

出航時のタイタニック号は大きなセットを建造しました。しかし、多額の製作費に不安を感じ、映画会社は何度も制作中止を求めます。製作費は、当時の映画界では最高額の2億ドルにもなったそうです。ジェームズ・キャメロンは『報酬はいらない。信じてくれ。きっと成功する』と何とか説得させて続行するも、予算の都合でタイタニック号のセットは片側半分のみを造ることになった。
しかし、実際の出航する向きと間違って反対側を作ってしまったことで、このシーンはすべて撮影された映像が左右反転しています。衣装はもちろん、看板や車のナンバープレートまですべて反転したデザインで撮影されました。そのミスがわかりやすいのが、ローズ役ケイト・ウィンスレットのほくろの位置。

■左右反転前の撮影現場

■特撮技術

この映画には沢山の特撮技術が用いられています。
ドアを突き破って海水が流れ込むシーンは小さな模型に、一気に流水して撮影されました。
よく観ると水の粒がとても大きく確認できます。
沈没し傾いた客船は、セットも傾いていますが撮影時のカメラにも角度を付けることで、更に傾いたシーンをつくり迫力あるシーンが完成。こちらもよく見ると海面が水平ではありません。

メイキングや未公開シーンなどはこちらのソフトの特典にも収録されています。

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本編中にカメラマンが映り込んでしまったり、カット割りの辻褄があっていないシーンなども有名ですが、全部含めてわたくしクリタンが大好きな映画のひとつです!それにしても、ローズは大きな扉を独り占めしますが、もうすこし工夫すればジャックのスペースもあったはず。

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